島原城と鯉が泳ぐ城下町を歩く|水と歴史が息づくまち

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安土桃山様式の壮麗な「島原城」。五層の天守閣が、青空に堂々とそびえ立つ。 九州
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長崎県の東端、雲仙岳のふもとに広がる島原市

湧水のまち」として知られるこの城下町は、清らかな水が街中を流れ、鯉が泳ぐ側溝がいたるところに見られます。

水の音が絶えず響く街を歩くだけで心が整っていくかのように感じられるでしょう。

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島原城 ― 白亜の天守が映える名城

(島原城へのアクセスはこちらから)

島原の象徴「島原城」。江戸初期に松倉重政が築いたこの城は、有明海と雲仙岳を至近に望む場所にあります。

石垣の高さと天守のバランスが見事な島原城は、晴れた日には、白い五層の天守が青空にそびえ立つかのようです。

城内にはキリシタン資料館や武具展示があり、島原の歴史を肌で感じられる場所です。

城の見学は約1時間ほど。春は桜、秋はコスモスが咲き、撮影にも最適です。

安土桃山様式の壮麗な「島原城」。五層の天守閣が、青空に堂々とそびえ立つ。
島原城

水を抜いた濠の中を通り、天守閣に入るようになっています。他の城ではあまり見ない光景です。

濠を利用して島原城の天守閣への近道が作られている。濠の中を通るスポットは珍しい。
島原城の濠

島原城のインフォメーション

ー島原城へのアクセスはこちらからー

公式ホームページ島原城
開館時間9:00~17:30 (入館は17:00まで)
休館日なし
入館料大人:700円 / 小・中・高校生:350円
(天守閣・観光復興記念館・西望記念館の三館共通)
駐車場あり(有料)

鯉が泳ぐまち ― 城下町の側溝に息づく生命

(鯉が泳ぐまち・しまばら湧水館へのアクセスはこちらから)

島原の街の道端の多くに、いずれも豊富な水量を誇る水路が流れています。

特に新町地区の水路には錦鯉が悠々と泳いでおり、歩く人を癒やしてくれます。

1978年から鯉を放流してきた新町地区は、今では「鯉の泳ぐまち」と呼ばれるようになり、観光客がゆっくりとカメラを向け、地元の人が優しく声をかける光景も日常の一部になりました。

元気に泳ぐ島原の鯉

鯉はみな、流れに逆らって同じ方向を向いてます。高松の栗林公園の鯉とは違い、餌をやっても寄ってきません。おとなしい鯉たちです。

鯉はみな、流れに逆らって同じ方向を向いている。高松の栗林公園の鯉とは違い、餌をまいても寄ってこない。
島原城下町・鯉たち

大きな鯉と小さな鯉が寄り添うように泳いでいました。家族かもしれません。

家族と思われる鯉たち
島原城下町・鯉の一家

鯉が泳ぐ水路は満々と水をたたえています。

かなりの水量が流れている。
島原城下町・鯉が泳ぐ水路

観光客にも優しい鯉の水辺路

鯉が泳ぐ水路は、「鯉の水辺路」に沿ってつくられています。
ところどころにこのような休憩所や、観光施設、カフェがあり、観光客にもやさしい場所です。

島原の町の一角では、豊富な湧水をいかし、水路に錦鯉を放流している。
島原城下町・鯉の泳ぐまち

この「鯉の水辺路」で鯉を放流しています。

  • 右側に看板の一部が見えています。これは郷土料理店なのですが、最新のストリートビューで見ると、看板がすっかり色褪せていました。時間の流れを感じます。
  • 左側のレンガ色の建物は、その後取り壊され、現在は観光交流センター「島原亭」に生まれ変わりました。
島原の町の一角で、豊富な湧水をいかし、水路に錦鯉を放流している。
島原城下町・鯉の水辺路

これは鯉の泳ぐまちに建つしまばら湧水館です。

もともとは昭和初期に建てられた木造瓦葺平屋の屋敷で、国の登録有形文化財に指定されています。それを休憩所として整備しました。

当時は靴を脱いで畳に寝転がれる絶好の場所でした。

ここは今ではかんざらしが有名な古民家カフェになり、寝転がることができなくなりました。

民家を整備した休憩所。昭和初期に建てられた木造瓦葺平屋の屋敷で、国の登録有形文化財に指定されている。靴を脱いで畳に寝転がれる絶好の場所だった。ただし、無料なのでいつ誰が来るかはわからない。現在は、カフェに整備されているので、 寝転がることはできない。
島原城下町・しまばら湧水館

島原城下町 ― 江戸情緒が残る街

(武家屋敷跡通りへのアクセスはこちらから)

島原城の北側に広がる「武家屋敷跡通り」には、江戸時代の鉄砲部隊の屋敷が並んでいます。

400メートル程度の道の脇には石垣や土塀が並び、湧水の流れる水路が当時の姿をほぼそのまま残しています。特に特徴的なのは、道の中心を貫く水路。豊富な湧水を利用して、当時は生活用水として使われていました

「山本邸」「篠塚邸」「鳥田邸」は内部見学が可能で、武家の暮らしの様子がわかります。

散策は約30分〜1時間。小さな橋を渡るたびに、水のきらめきが目に入ります。近くには休憩できる甘味処もあり、名物かんざらしも味わえます。

水路を覗くと、きれいな水がたっぷりと流れています。

島原城の周辺に、当時の鉄砲部隊の住居だった武家屋敷の町並みが保存されている。400メートル程度の道の脇には石垣が並び、ところどころで当時の家屋を展示している。特に特徴的なのは、道の中心を貫く水路。豊富な湧水を利用して、当時は生活用水として使われていた。
島原武家屋敷
やはりきれいな水が流れている。
島原武家屋敷・水路は清流

水がきれいなので、つい飲む人が後を絶たないらしく、水を飲まないでと注意があります
しかし、江戸時代は飲料水として利用されていました。

水がきれいなので、つい飲む人が後を絶たないらしく、水を飲まないでと注意がある。しかし、かつては飲料水だった。
島原武家屋敷・水は飲まないで

大正時代の洋館「青い理髪舘」

(青い理髪舘へのアクセスはこちらから)

島原城の近くに青い洋館が建っています。これは大正12年に建った床屋で、長崎県の登録有形文化財です。

現在は喫茶店「青い理髪舘 工房モモ」として営業しています。1階に古い床屋の椅子や洗面台を置き、当時の理髪店の雰囲気を残しています。

レモンの酸味がきいたレアチーズケーキがおいしかったです。

公式ページ青い理髪舘 工房モモ大正レトロCafe
営業時間11:00~18:00
定休日毎週木・金曜日
島原城の近くに青い洋館が建っている。これは大正時代に立てた床屋で、現在は喫茶店として営業している。レモンの酸味がきいたレアチーズケーキがおいしい。大正12年に建てられたこの理髪館は、長崎県の登録有形文化財になっている。
島原城下町・青い理髪館
昔床屋だったころの名残。中には古い床屋の椅子や洗面台があり、当時の面影を残している。
島原城下町・青い理髪館

島原へのアクセスと観光情報

長崎空港から、

  • 車なら、空港島を渡って長崎自動車道大村ICに入り、諫早ICを出て島原道路(一部工事中のため一般道経由)で約1時間30分
  • 公共交通機関なら、バスとJRで諫早に出て、島原鉄道に乗り約2時間

車ならレンタカーが便利です。鉄道でゆっくり音楽や本を楽しみながら車窓を眺める旅も楽しいものです。

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島原の各観光地へ行く

この記事で紹介した場所を以下のマップにピンで表示します。島原市街の観光地は、島原駅を中心に徒歩圏内にあります。

  • 島原城へは、島原駅から車で5分・徒歩15分。入口が駅の反対側にあるため、お濠の回りを少し歩きます。
  • 鯉が泳ぐまち・しまばら湧水館へは、島原駅、または島原城から歩いて15分です。観光交流センター清流亭に駐車場がありますが、道幅が広くないため、徒歩が無難です。
  • 武家屋敷通り青い理髪舘は、島原城周辺にあります。
島原鉄道島原駅。お土産屋があり、多少の賑わい。
島原駅

島原の観光情報

島原の観光情報収集に公式サイトをご利用ください。

島原をさらに楽しむ

島原にそびえる雲仙普賢岳。令和の今に伝わる火山災害の記憶と湧水の恵みをたどります。

島原には独特の郷土料理がいくつもあります。具雑煮いぎりすかんざらしのおいしさと楽しめる名店を紹介。

この記事を書いた人
Windcastor

日本全国を旅して心に残る風景を撮っています。
好きな旅行先は沖縄。今までで一番感動したのは室戸岬の海。行ってみたいイベントはYOSAKOIソーランと芋煮会。運転しないけど高速道路マニア。
見どころだけではなく、車と公共交通でのアクセスもしっかり解説します。

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