2006年1月、宮古島から足を伸ばして伊良部島と下地島に行きました。
このときはまだ、伊良部大橋は工事も始まっておらず、宮古島から伊良部島へのアクセスは、平良港から出る船でした。
旅客船「うぶゆう」で宮古島を出発して10分ほどで、伊良部島に着きました。
伊良部港の近くで自転車を借り、半日で伊良部島・下地島まとめてサイクリングした記録です。
伊良部島に出発!
伊良部島に渡る(今はもう見られないない船)
伊良部島に行くためには、まず⛴️宮古島から船に乗る⛴️ことが必要…でした。

今は伊良部大橋ができたので、車や自転車、徒歩でいつでも渡れます。
また、下地島空港には国内外からの直行便があります。
この写真は、伊良部島に渡るために乗った旅客船「うぶゆう」の貴重な写真です。
船は伊良部大橋の開通と同時に廃止されたため、実物はもう見られません。

伊良部島に着いてから、レンタサイクルで自転車を借り、一周旅行に出発しました。
これで駐車場で悩む必要なし!快適なサイクリングを楽しめました。

レンタサイクルは宮古島市街地にに4~5軒あります。下地島空港でもレンタルしています。
伊良部島の道路
これは、伊良部島の外周を回る一周道路です。見るからに走りやすそうな道です。
実際、多少アップダウンはありますが、車は少なく、電動アシストなし自転車でも下り坂の慣性を使いながら楽に走れました。

伊良部島の浜から浜へ
さまざまな浜辺
島の外周をめぐる一周道路沿いには、多くの浜辺があります。
佐和田の浜は、伊良部島の北側、下地島と接するあたりにあります。
日本の渚100選だそうですが…、多くの岩がごろごろ転がる奇観を見せています。

ここは白鳥崎です。
この日は北風が吹きすさぶ荒れた日で、高い波が岩に当たりしぶきを上げていました。


ふなうさぎバナタ

下地島空港
下地島には空港があります。
もともと、パイロットの訓練専用の施設でした。
今では羽田を始め国内主要都市や、香港などのアジアとの直行便も就航する、重要な空港になっています。
写真の場所は、一周道路と着陸誘導装置の交点にあたり、轟音とともに着陸するジェット機を真上に見上げることができます。

下地島の奇観
下地島には、不思議な光景を見せる自然の造物がある、面白いスポットがあります。
下地島は、空港とゴルフ場とさとうきび畑ばかりで、道路もまばら。人々の暮らしの舞台は伊良部島に集まっています。伊良部島にはホテルが何軒かあります。
通り池
通り池は、下地島の西の端にある双子の池です。
淡水ではなく、石灰岩の穴に、海水が流れ込んで池のように見えているとのこと。吸い込まれそうな深い青が神秘的です。
双子の池は、地下でつながっているそうです。
こちらは陸地側の池です。

こちらは海側の池です。

これは、通り池の近くにある地獄谷です。
石灰岩に穴が空き、海水が入ってきています。地獄谷の名の通り、不気味な雰囲気が漂っています。

帯岩
ここは崖の上です。崖の上になぜこんなに大きな岩があるのかと言うと…
明和の大津波で崖の上に打ち上げられたと言われています。
もちろん、帯岩以外にも多くの岩が打ち上げられましたが、それらは下地島空港の建設のとき、邪魔なのでほとんどが爆破されたとか。
帯岩は、いつしか信仰の対象になったこともあり、残されました。実際、岩の前には⛩️鳥居⛩️も建っています。

【準備編】楽しい伊良部島・下地島サイクリングのために
暑さ・寒さ対策
暑さと紫外線対策
沖縄は、3月でも晴れれば25度近くまで気温が上がり、🌞紫外線も強い🌞です。
もちろん夏は連日30度以上になります。
熱中症防止と紫外線対策は万全に!
一周道路の周辺は自動販売機が少ないので、宮古島や伊良部島の市街地で飲み物を買っておくか、水筒を持参するとよいでしょう。

水筒は、1本は飲み物用、もう1本は頭からかぶる真水用の2本持ちがオススメ
熱中症とUV対策に、ネッククーラー・日焼け止め・帽子・サングラスの4点セットも忘れずに!
寒さと風対策
冬場の曇った日は、沖縄でも北風が容赦なく吹く寒いサイクリングになります。
本土の冬ほどではありませんが、🧥ウインドブレーカー🧥や👕保温性の下着👕があると安心です。
あると便利なもの
かごがない自転車もあるので、小物はリュックに入れておくとよいでしょう。
最近は何かと電源が必要です。モバイルバッテリーも忘れずに。
早めに旅の予定を!
飛行機から、下地島空港に直接入ることも、一旦宮古島空港を経由して宮古島大橋から入ることもできますが、どちらも旅行シーズンは混みますので、早めの予約がオススメです。
現地までの移動手段として、レンタカーもあると心強いですね。
一足伸ばしてみませんか?
伊良部島に来るために経由した宮古島にも素敵なスポットがたくさんあります。
ぜひ宮古島を巡ってみてください。
宮古島と石垣島の間には直行便があります。島巡りの旅はいかがでしょうか?
石垣島から船で20分の竹富島は、沖縄の原風景が広がる癒やしのスポットです!
竹富島なら水牛に乗って半日ガイドツアーという贅沢もできますよ!
















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