自転車旅で風を感じる!伊良部島・下地島サイクリングの経験と魅力

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沖縄本島への渡航や、兵隊に出る人を見送った場所。現在は、サシバをかたどった展望台が建っている。 宮古・八重山
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2006年1月、宮古島から足を伸ばして伊良部島と下地島に行きました。

このときはまだ、伊良部大橋は工事も始まっておらず、平良港から出る船が唯一のアクセスで、旅客船「うぶゆう」で宮古島を出発して10分ほどで、伊良部島に着きました。

伊良部港の近くで自転車を借り、半日で伊良部島・下地島まとめてサイクリングした記録です。

伊良部島に出発!

伊良部島に渡る(今はもう見られないない連絡船)

伊良部島に行くためには、⛴️宮古島で船に乗る⛴️ことが必要でした。当時は、宮古島と伊良部島の間を旅客船とフェリーが30往復運行され、両島をわずか10分で結んでいました。

この写真は、伊良部島に渡るために乗った旅客船「うぶゆう」の貴重な写真です。
船は伊良部大橋の開通と同時に廃止されたため、実物はもう見られません

今は伊良部大橋ができたので、車や自転車、徒歩でいつでも渡れます。
また、下地島空港には国内外からの直行便ができたので、本土から直接行けるようになりました。

宮古島から船で10分ほどで伊良部島に着く。宮古島と伊良部島の間は旅客船・フェリーで結ばれ、日に30往復程度の便がある。 下地島は伊良部島に隣接しており、両島の外周を回る一周道路で結ばれている。
宮古島平良港に停泊する旅客船うぶゆう(廃止済)

伊良部島に着いてから、レンタサイクルで自転車を借り、一周旅行に出発しました。
これで駐車場で悩む必要なし!快適なサイクリングを楽しめました。

レンタサイクルは宮古島市街地にに4~5軒あります。下地島空港でもレンタルしています。

伊良部大橋は全長3.5km以上の長大橋です。伊良部島にタクシーで渡り、伊良部島または下地島で自転車を借りるのもアリです。

伊良部島の道路

これは、伊良部島の外周を回る「一周道路」です。見るからに走りやすそうな道です。
実際、多少アップダウンはありますが、車は少なく、電動アシストなし自転車でも下り坂の慣性を使いながら楽に走れました。

伊良部島と下地島の間は浅瀬となっていて、一周道路を含む6つの橋でつながっています。

両島の外周を回る道路が整備されている。多少アップダウンはあるが、車は少なく、自転車でも下り坂の慣性を使えば楽に走れる。両島の間は浅瀬となっており、6つの橋でつながっている。
伊良部島・下地島一周道路

伊良部島の浜から浜へ

さまざまな浜辺

島の外周をめぐる一周道路沿いには、多くの浜辺があります。

佐和田の浜は、伊良部島の北側、下地島と接するあたりにあります。日本の渚100選だそうですが…、多くの岩がごろごろ転がる奇観を見せています。👉️ マップはこちら

この岩は、帯岩と同じく、明和の大津波で運ばれてきたと言われています。

多くの岩がごろごろ転がっている。日本の渚100選だとか。
伊良部島の佐和田の浜

ここは白鳥崎です。この日は北風が吹きすさぶ荒れた日で、高い波が岩に当たりしぶきを上げていました。👉️ マップはこちら

この日は北風が吹きすさぶ荒れた日で、高い波が岩に当たりしぶきを上げていた。
伊良部島の白鳥崎

ここは一周道路から西海岸を眺めたところです。崖を挟んで波打ち際が見えます。この日はしけており、波の音が道路まで聞こえてきました

西海岸付近にて。崖を挟んで波打ち際が見える。この日はしけており、波の音が道路まで聞こえてきた。
伊良部の西海岸を島一周道路から望む

ふなうさぎバナタ

島の方言で「船を見送る岬」という意味です。

沖縄本島に渡る人、兵隊に出る人をここで見送ったと言われています。現在は、サシバをかたどった展望台が建っています。👉️ マップはこちら

沖縄本島への渡航や、兵隊に出る人を見送った場所。現在は、サシバをかたどった展望台が建っている。
伊良部島のふなうさぎバナタ

下地島空港

下地島には空港があります。もともと、パイロットの訓練専用の施設でした。

今では羽田を始め国内主要都市や、香港などのアジアとの直行便も就航する、重要な空港になっています。

写真の場所は、一周道路と着陸誘導装置の交点にあたり、轟音とともに着陸するジェット機を真上に見上げることができます。👉️ マップはこちら

下地島空港はパイロット訓練施設である。ここは、一周道路と着陸誘導装置の交点にあたり、轟音とともに着陸するジェット機を真上に見上げることができる。 現在は旅客機の発着もあり、羽田や大阪への直行便が就航している。
下地島空港施設

下地島の奇観

下地島には、不思議な光景を見せる自然の造物がある、面白いスポットがあります。

下地島は、空港とゴルフ場とさとうきび畑ばかりで、道路もまばら。人々の暮らしの舞台は伊良部島に集まっています。伊良部島にはホテルが何軒かあります。

通り池

通り池は、下地島の西の端にある双子の池です。 👉️ マップはこちら

淡水ではなく、石灰岩の穴に、海水が流れ込んで池のように見えているとのこと。吸い込まれそうな深い青が神秘的です。

双子の池は、地下でつながっているそうです。

こちらは陸地側の池です。

通り池は、2つの池からなる。これは陸側のほう。両者は地下でつながっている。
下地島の通り池(陸側)

こちらは海側の池です。

石灰岩の穴に、海水が流れ込んで池のように見えている。吸い込まれそうな深い青が神秘的。
下地島の通り池(海側)

これは、通り池の近くにある地獄谷です。石灰岩に穴が空き、海水が入ってきています。地獄谷の名の通り、不気味な雰囲気が漂っています。

通り池の本体から少し離れたところにも穴があり、海水が入ってきている。地獄谷の名の通り、不気味な雰囲気が漂う。
下地島の地獄谷

帯岩

下地島の西の端に大きな岩がありますが、ここは崖の上です。👉️ マップはこちら
崖の上になぜこんなに大きな岩があるのかと言うと…

明和の大津波で崖の上に打ち上げられたためです。

もちろん、帯岩以外にも多くの岩が打ち上げられましたが、それらは下地島空港の建設のとき、邪魔なのでほとんどが爆破されたとか。

そのとき、帯岩だけは信仰の対象になったこともあり、残されました。実際、岩の前には⛩️鳥居⛩️も建っています。

明和8年の大津波で崖の上に打ち上げられたといわれている。もちろん、帯岩以外にも多くの岩が打ち上げられたが、それらは下地島空港の建設のとき、ほとんどが爆破された。この岩だけが、いつしか信仰の対象になったこともあり、残された。実際、岩の前には鳥居も建っている。
下地島の帯岩(明和大津波遺跡)

【準備編】楽しい伊良部島・下地島サイクリングのために

2月~3月の伊良部島は、日によって温度の上下が激しい時期です。

晴れれば3月でも晴れれば25度近くまで気温が上がり、紫外線も強くなります。
しかし、曇って北風が吹きすさぶ寒い一日もあります。

暑さ・寒さ対策

暑さと紫外線対策

熱中症と紫外線対策が必須です。

  • 一周道路の周辺は自動販売機が少ないので、宮古島や伊良部島の市街地で飲み物を買っておくか、水筒を持参するとよいでしょう。

水筒は、1本は飲み物用、もう1本は頭からかぶる真水用の2本持ちがオススメ

  • ネッククーラーで首周りを冷やすと、冷えた血液が脳も冷やすので、熱中症対策に最適。
  • 帽子一つで熱中症と日焼け両方に対策できます。
  • 日焼け止めで、日焼けを徹底的に防止しましょう!
  • 3月でも眩しい太陽…サンラスで目をラクに!

冬の寒さと風対策

冬場の曇った日は、本土の冬ほどではありませんが、沖縄でも北風が容赦なく吹く寒いサイクリングになります。

  • ウインドブレーカーを羽織りましょう。
  • 保温性の下着もあると安心です。

あると便利なもの

  • かごがない自転車もあるので、小物はリュックに入れておくとよいでしょう。
  • 最近は何かと電源が必要です。モバイルバッテリーも忘れずに。
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伊良部島・下地島のアクセス

今回行ってみた場所

今回取り上げた場所を、以下の地図にピンで示しました。

空港施設の周囲も道路になっており、伊良部島・下地島セットで一周することが可能です。

伊良部島・下地島へ行く

伊良部島・下地島への行き方は、大きく2通りあります。

  • 一旦宮古島に入り、伊良部大橋を渡る ← これが王道
  • 飛行機で直接下地島空港に入る ← 本数が限られています

どちらも旅行シーズンは混みますので、早めの予約がオススメです。移動手段として、レンタカーもあると心強いですね。
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一足伸ばしてみませんか?

伊良部島に来るために経由した宮古島にも素敵なスポットがたくさんあります。
ぜひ宮古島を巡ってみてください。

宮古島と石垣島の間には直行便があります。島巡りの旅はいかがでしょうか?

石垣島から船で20分の竹富島は、沖縄の原風景が広がる癒やしのスポットです!
竹富島なら水牛に乗って半日ガイドツアーという贅沢もできますよ!

この記事を書いた人
Windcastor

日本全国を旅して心に残る風景を撮っています。
好きな旅行先は沖縄。今までで一番感動したのは室戸岬の海。行ってみたいイベントはYOSAKOIソーランと芋煮会。運転しないけど高速道路マニア。
見どころだけではなく、車と公共交通でのアクセスもしっかり解説します。

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