【のんびり癒やしの旅】冬の宮古島街歩きの魅力・2006年の貴重な写真で振り返る

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宮古島に残る琉球王朝時代の人頭税石 宮古・八重山

2006年2月末から3月にかけ、宮古島に行ってきました。

季節の変わり目で小雨交じりの曇りの日が続き、寒冷前線の通過で雷まで鳴る始末
晴れれば25度まで上がるのでしょうが、気温も低く冷たい北風に吹かれてしまいました。
帰りの日のタクシーで、「真冬並みの寒さだった」と運転手が言っていました。
半袖を持っていきましたが、残念ながら出番はありませんでした。

2月の宮古島は繁華街も人通りは少なく、非常にのんびりした感じです。
3月第2週が海開きの時期ということで、それからダイバーが増え、賑わいはじめます。
直前の2月が時期が一番静かでな時期だそうです。そう、2月の宮古島は穴場です!

天気さえよければ…、それだけが惜しまれますが、のんびりするにはちょうど良い旅でした。

この記事は、2025年現在の旅行情報と、2006年1月に宮古島を訪れたときの写真から作成しています。
当時の写真と記録を通して、今も変わらない宮古島の美しい風景や文化の魅力をお伝えします。
最新情報については、公式サイトなどでご確認ください。

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宮古島はどんなところ?

宮古島は、沖縄本島から南西に290km離れた、北緯24度 東経125度にあります。

さらに西に100kmで石垣島です。

三角形の形をしていますね。

宮古島の気候

宮古島は1年を通して温暖で雨が多いです。

かつては温帯の気候でしたが、近年平均気温が上がったため、現在は🌴熱帯雨林気候🌴です。熱帯の島になりました。

夏はそれほど暑くない

最近は40度も珍しくはない本土とは違い、夏の最高気温は31~32度。35度を観測したのは過去1度だけです。

気温は低くても、🌞日差しは本土よりずっと強い🌞です。日焼け止めサングラスなど、冬でも紫外線対策を万全に!

台風の猛威

宮古島は強い台風が通りやすく、🌀毎年台風の猛威にさらされます。🌀
過去、85.3m/sというすさまじい最大瞬間風速を観測したことがあります。

また、台風のスピードが遅いため、影響を長く受け続けることがあります。

台風が来ればもちろん飛行機は欠航になります。
台風シーズンは特に、日程に余裕があると安心です。

油断できない冬の寒さ

熱帯になったとは言えここは日本。冬は肌寒い日もある「ギリ熱帯」です。
また、冬はどんよりと曇り、最高気温が17度程度までしか上がらない日もあります。
本土よりは暖かいですが、肌寒い日が続くことがあります。

とはいえ、晴れると暑さを感じる日もあるのが宮古島の冬です。

冬の訪問は、寒暖の差に備え、厚手・薄手の長袖シャツと1枚羽織るものを準備しておくと安心です。

宮古島へのアクセス

宮古空港

宮古島の空の玄関口、宮古空港。

ここでは毎日、東京・大阪・名古屋との直行便が発着し、賑わっています。
那覇便・石垣島便もあり、沖縄周遊旅行もできる便利なアクセスです。

空港から市街地までバスで20分です。市街地まで近いので便利ですね。

観光シーズンには飛行機は満席になりますので、早めに予約することをオススメします。

離島アクセス

宮古島は、周辺の離島との道路アクセスが充実していることが特徴です。
池間島・来間島と橋で結ばれており、伊良部島・下地島とを結ぶ伊良部大橋が2015年に開通しました。
どれも1500mを超える長い橋。離島巡りはレンタカーがおすすめです。

なお、大神島・多良間島は橋がなく、平良港から出ている定期航路でのアクセスとなります。

伊良部大橋は全長3540m。長さは日本第4位で、無料で通行できる橋としては日本最長です。橋からの眺めは最高です。

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宮古島の風景

宮古島の家

宮古島の家は、コンクリート作りの平屋根が多いです。
度重なる🌀台風被害🌀を教訓にこのスタイルができてきました。

ここまでは石垣島の家と同じですが、家の色が違います
この家のようなピンク色のほか、ブルーグリーンコンクリート打ち放しなど、カラフルな家が並んでいます。

宮古島の家
カラフルな宮古島の家

平良港

宮古島最大の港、平良港。

港の至る所にヤシの木が植えられ、南国情緒満点の散歩スポットです。

宮古島の平良港
宮古島の平良港

平良港にフェリーたらまが停泊していました。
入口の右脇に、欠航の看板が立っています。この日は悪天候のため欠航でした。

宮古島に停泊するフェリー
宮古島に停泊するフェリーたらま

宮古島地方気象台

ここは宮古島地方気象台です。

宮古島は度々🌀強烈な台風🌀に襲われきました。

この気象台は、85.3m/sという最大瞬間風速に見舞われながらも観測を続け、今も台風観測の最前線として活躍しています。

宮古島地方気象台正門
宮古島地方気象台正門
宮古島地方気象台
宮古島地方気象台
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宮古島の風物

人頭税石伝説

琉球王朝時代の1637年、人頭税制度が始まりました。

宮古島では身長がこの石に達すると、💰️人頭税💰️を課されたという伝説があります。
この石はの高さは約143cmですので、当時の体格を考えても、10代後半には背丈がこの石を越えそうです。

しかし、歴史資料から、琉球王国の人頭税は1659年以降は15歳~50歳に賦課する年齢制であったことが分かっています。

そうなると、この石は何…?ということになるのですが、

  • 屋敷神説
  • 陽石説(男性器を象った石で、抱くと子宝に恵まれるといわれる)
  • 図根点説(測量の基準点)

など、いろいろな説があり、結局本当のことははっきりとわからないそうです。

宮古島に残る琉球王朝時代の人頭税石
宮古島に残る琉球王朝時代の人頭税石

大和井(ヤマトガー)

琉球王朝時代に中央の役人などのVIPのために掘られた井戸だそうです。

奥まった穴と垂れ下がる枝がちょっと不気味です。
これ以上近寄る気にならず、すぐに退散しました。

宮古島の大和井
宮古島の大和井(ヤマトガー)

石敢當

宮古島にも石敢當が多数あります。

手作り感あふれるたたずまいが気になり、1枚撮りました。

宮古島の手作り感あふれる石敢當
宮古島の手作り感あふれる石敢當
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宮古島の自然

伊良部島

宮古島の平良港
宮古島の平良港から伊良部島が見える

かたつむり

🐌かたつむり🐌といえば、本土では梅雨の風物詩ですが、2月の宮古島には道端の側溝の蓋の上に当たり前にいました。危うく気付かずに踏みつけるところでした。

宮古島で2月に道端を這うかたつむり
道端を這う宮古島のかたつむり
宮古島で2月に道端を這うかたつむりのアップ
宮古島で道端を這うかたつむりのアップ

2月の宮古島には🦋蝶🦋も舞っています。宮古島一周ルートの国道390号線で撮影。

2月の宮古島に舞う蝶
2月の宮古島に舞う蝶
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冬の宮古島を楽しむために

変わりやすい空模様

冬の沖縄は🌧️曇る日🌧️が多いです。日中も17度前後までしか上がらず、少し肌寒い日もあります。
天気も変わりやすく、突然☔雨がパラパラ降ることも☔…。

かといって、🌞晴れた日の日差しは強く🌞、冬でも日焼けします
そして多少暑さを感じる日もあります。

変わりやすい冬の沖縄の天気で快適に過ごすために、

  • 厚手と薄手の長袖シャツ
  • 薄手の羽織るもの
  • 紫外線対策に日焼け止めやサングラス

を準備しておくと安心です。

そして、出かけるときは常に🌂折りたたみ傘🌂を準備しておくとよいでしょう。

足元は大丈夫?

宮古島の町中は舗装されていますが、名所は砂浜など、歩きにくい場所があります。

スニーカーやウォーキングシューズがあると安心です。

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一足伸ばしてみませんか?

宮古島から伊良部大橋で渡れる伊良部島と下地島にもぜひ訪れてみてください。

宮古島と石垣島の間には直行便があります。島巡りの旅はいかがでしょうか?

石垣島から船で20分の竹富島は、沖縄の原風景が広がる癒やしのスポットです!
竹富島なら水牛に乗って半日ガイドツアーという贅沢もできますよ!

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