【千葉・柏】風車とポピーの絶景をスマホで切り取る。車なしでのんびり巡る「あけぼの山農業公園」スマホ散歩

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風車前のお花畑(ポピー) 千葉
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千葉県柏市に、家族で一日自然と触れ合うことができる穴場があることをご存知ですか?

一面に咲き誇るお花畑と大きな風車が織りなす絵のような景色が広がる、「あけぼの山農業公園」です。

常磐道や国道6号(水戸街道)に近いのはもちろん、電車・バスでのアクセスも便利なスポットです。

シンボルの風車とお花畑だけではなく、園内の隠れた見どころや、隣接する関東三大弁天の一つ「布施弁天」まで、ゆっくりと歩き、写真で記録しました。

のどかな畑を抜け、まずは本館で旅の準備

バスを降りて公園へ

JR常磐線の我孫子駅からバスに乗り換えて10分。バスを降りると、駅前の喧騒が嘘のような広いバス停とのどかな田園が広がっています。

バス停にはレンタサイクルもあります。広い園内を自転車でスイスイと風を感じながら回るのも気持ちよさそうです。ただ、急ぎ足なら半日で園内を回れるので、自転車なしでも大丈夫です。

公園に入ると本館が出迎え

公園に向かって少し歩くと、いかにも「ここが公園の入り口ですよ」と言わんばかりの立派なゲートが見えてきます。でも、実はここは順路ではないので要注意です。

このゲートの脇に、公園の本館があります。本館の前は色とりどりの花々で飾られていて、温かみが伝わる手作りの看板に、思わず心が和みます。

最初に本館で公園の概要をチェックして、園内マップを入手するのがスムーズに楽しむコツです。

本館の周りは、色とりどりの美しいバラが数多く植えられていて、華やかな香り漂う空間になっています。

さらに、本館の前には農業公園のランドマークである風車の模型とベンチがあります。ベンチに座って記念撮影するのが定番です。

温室、梅園、展望台…歩くほどに出会う公園の豊かな表情

本館のすぐ近くには、常に20度に保たれているというビニールハウスの「展示温室」があります。中に入ると、暖かさの中で、亜熱帯の植物たちがすくすくと元気に育っている緑豊かな世界が広がっていました。

温室を抜けて丘を登ると、一面に広がる「梅園」です。訪れた5月はちょうど梅の実りの時期。緑の葉のすき間に、可愛らしい実がたくさんなっていました。

下をよく見ると、ぽろぽろと梅の実が落ちていて、一部は梅干しになっているのを発見!自然の小さないたずらを見つけられるのも、歩き旅の楽しさです。

梅園の先には広場があり、遊具やグラウンドゴルフなど、子どもが遊べるようになっています。休日のピクニックにピッタリの場所です。

さらに足を延ばして展望台に上ると、視界が一気に開けます。この日は天気が良く、遠くの方にそびえ立つ美しい筑波山の姿をくっきりと見渡すことができました。

本館にある園内マップには、布施弁天も筑波山を見渡すスポットに紹介されていますが、布施弁天は木で視界を遮られるので、展望台の方がおすすめです。

展望台を降りると、桜が一面に植えられた「さくら山」に差し掛かります。すべての木に丁寧にカバーが掛けられています。ここは農業公園。里山も植物もとても大切に手入れされています。

4月の満開の時期は、素晴らしい桜色に染まるはずです。5月の今は、葉の間に小さな桜の実がいくつもなっていて、季節の移り変わりを感じさせてくれました。

深い緑に包まれた水生植物園と、静寂の日本庭園

この先少し雰囲気が変わります。さくら山から、森の中を切り開いたような、細くい坂道を降りていきます。

ここは「森の中の道」なので、虫が気になるなら虫除けがあると安心です。

坂を降りると「水生植物園」です。池いっぱいにびっしりとスイレンが青々とした大きな葉を広げていて、その生命力に圧倒されます。

池を隅までじっくり観察すると、周囲の木陰になる部分を避けるように、太陽の光が当たる明るい場所に集まって葉を広げています。日光を好むスイレンの習性がよく現れています。

水生植物園の隣には、美しい「日本庭園」があります。庭園の周囲には、全体をぐるりと見渡せる四阿(あずまや)も設けられています。日陰のベンチに腰を下ろして、手入れの行き届いた緑の庭園を眺めながら一休みできます。

池に降りていくと、苔生す美しい庭に湛えられた静かな水面を、爽やかな5月の風が吹き抜け、波紋を作り出していました。静謐さの中の繊細な動きにしばし見とれました。

日本庭園の片隅では、大輪のボタンの花が凛と静かに咲き誇っていました。

庭園のすぐ隣に、格調高い茶室「柏泉亭」(はくせんてい)があります。この立派な茶室の庭には自由に出入りでき、新緑を優しく照らす5月のまぶしい太陽が、青葉をキラキラと輝かせていました。

柏泉亭は、有料で借りると建物の中に入り、お茶会を開くことができます。

庭には木々がびっしりと植えられていて、木立のすき間から優しく差し込む木漏れ日が地面をまだらに染めています。さらさらと葉が擦れ合う音だけが響く、とても穏やかで贅沢な午後のひとときです。

あけぼの山農業公園は、手入れが行き届いていますが、水生植物園への道や、日本庭園の石畳など、足元に気をつけたい場所もあります。歩きやすいスニーカーを履くことをお勧めします。

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神秘的な「布施弁天」と、目立つ真っ赤な直売所

日本庭園の心地よい余韻に浸りながら歩くと、公園の敷地内にある「布施弁天」に辿り着きます。ここはなんと関東三大弁天のひとつという、由緒正しいお寺です。お寺なのですが、入り口には立派な鳥居が立っているという、神仏習合の歴史を色濃く残す不思議な場所です。

境内に足を踏み入れてまず目を引くのが、江戸時代後期に建立されたという立派な「鐘楼堂」。みかげ石を美しい八角形に積み上げた、珍しい頑丈な土台の上に建てられていて、その圧倒的な存在感を放っています。

入口の脇には昭和48年に建立された鮮やかな朱色の「三重塔」がそびえ立っています。青空とまばゆい新緑に、この鮮烈な朱色がよく映ます。

本堂にお参り。この時間はちょうど祈祷の時間で、境内のスピーカーから念仏が流れていました。本堂には、靴を脱いで上がって熱心に祈る参拝客も姿も。境内全体がどこか張り詰めた空気に包まれていました。

丘の上に立つ布施弁天を出て、坂を降りると野菜直売所があります。真っ赤な大きな屋根に、黒文字でドカンと「トマトハウス」と大書された建物はかなり目立ちます。!ここで地元の新鮮な野菜をお土産に探すのも楽しそうです。

今日のクライマックス!水車と一面のポピーが織りなす絵画のような絶景

ここから、あけぼの山農業公園のシンボル・大風車に向かいます。

トマトハウスから5分ほど歩くと、大きな風車です!風車の前にある池が水鏡のように、青空と風車の美しい姿をくっきりと映しています。

風車を通り過ぎると、大きな池が広がっています。ここでも、スイレンやハスが元気に育って大きな葉を水面に広げていました。池の上には木道が渡されていて、池の中心から周りの景色全体をダイナミックに見渡すことができます。

この風車のそばに、広大なお花畑が広がっています。一年中花が咲き誇るよう、季節の花を植え替えいます。この5月の時期は、まさに一面の「ポピー」が満開に咲き誇るシーズンでした。背後で何本かシュッと上に伸びる木々が、お花畑の雰囲気を一層引き立てています。

太陽の光をいっぱいに浴びて、薄いペーパーフラワーのような花びらをひらめかせるポピーのアップも、きれいに撮れました。うっかり自分の靴も写してしまいました。

鳥がさえずる花畑をのんびり歩いていると、満開のポピーの間を、白い蝶たちが楽しそうにひらひらと飛び回っていました。優しく平和な光景に癒やされます。

車がなくても大丈夫。スマホ一台で、心ほどける異国旅へ

のどかな畑風景から始まり、バラ香る本館、新緑の温室や梅林、秘密基地のような水生植物園、風情あふれる日本庭園、そして歴史を刻む布施弁天を巡り、最後に出会った風車とポピーの圧倒的な絶景。

電車とバスで、これほど起伏に富んだ豊かな景色に出会えるのは驚きです。

また、あけぼの山農業公園は、管理が行き届いた非常に快適なスポットです。

園内のところどころにトイレと自販機があり、中心部には休憩所と売店もあります。足元に少し注意すれば、豊かな自然を安心して満喫できます。

日常を忘れて、美しい花と風に癒やされたい休日には、お気に入りのスニーカーを履いて、スマホ片手にあけぼの山農業公園へ、のんびり出かけてみてください。

アクセスとインフォメーション

アクセス

車でのアクセス

水戸街道(国道6号)の台田交差点で守谷方面の県道7号に入り、布施入口交差点で右折して布施弁天通りに入ります。道なりに進むと布施弁天前の駐車場に着きます。

公園の周囲に無料駐車場がたくさんあります。これも魅力ですね。

電車・バスでのアクセス

JR常磐線我孫子駅まで行き、我孫子駅で阪東バスのAK33・あけぼの山農業公園行きに乗り換えます。
終点のあけぼの山農業公園バス停まで約10分です。交通系ICカードに対応しています。

バスは平日は1時間に1本ですが、休日は1時間に3本に増便します。

柏駅からのバスもありますが、本数が極端に少ないので、我孫子駅を使いましょう。

「あけぼの山農業公園入口」ではなく、終点の「あけぼの山農業公園」で降りてください。

インフォメーション

公式サイトあけぼの山農業公園・あけぼの山公園
開園時間9:00~17:00
冬季の日本庭園は16:30閉園
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
※臨時休園あり
入園料無料
駐車場あり(無料)
この記事を書いた人
Windcastor

日本全国を旅して心に残る風景を撮っています。
好きな旅行先は沖縄。今までで一番感動したのは室戸岬の海。行ってみたいイベントはYOSAKOIソーランと芋煮会。運転しないけど高速道路マニア。
見どころだけではなく、車と公共交通でのアクセスもしっかり解説します。

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